「建築の力と可能性を信じたい・・・・」そんな想いを胸に自らの事務所を設立しました。 建築には皆さんの暮らしや社会をより豊かにするだけの力と可能性を持っていると信じています。
ど んなに忙しい方でも意外と家にいる時間は長いものです。その家にいる時間をいかに充実して過ごせるかが人生のなかでも非常に重要なテーマといえるのではな いでしょうか?別荘なんか必要のないくらい居心地のよい住まい、そこに住んでいること自体が気持ちいい家、快適で豊かな空間。そう、「永遠につづくバケー ション」を毎日満喫していただきたいと考えています。
空 間や素材を決めるときのキーワードです。確かに合理性も重要ですが、作る側の都合による勝手な合理性では困ります。直接肌に触れる部分の感触や風合、匂 い、光や風、人間の感情に訴える部分。人間の頭で考える快適性と五感で感じる快適性。例えば多くのハウスメーカーなどは木にみえる樹脂や紙でドアを造り、 布やプラスターにみえるビニールで室内を覆います。子供たちは木でもないものの手触りを木と思いこんでしまい、イミテーションと本物がわからなくなりま す。動物としての人間の本能に関わる重要な問題だと捉えています。
業 界に蔓延する「4LDK神話」が対象としている「普通の暮らしをしている4人家族」は、実はそう多くいません。家族構成を始め、必ず住まい方や暮らし方に 違いや特色があります。住む人のライフスタイルや趣味嗜好を反映した器としての建築をめざし、将来に渡り柔軟に対応できるよう心がけています。